CV. 斉藤壮馬
第一部「世直し姉弟編」の主人公。妖狐・たまと義姉弟となって共に旅をしている、仙道をたしなむ人間。幼少期の出来事がきっかけで、人間嫌いになる。「精霊転化」という秘術を持ち、闇(かたわら)と人間との狭間で戦いながら、本物の闇になる方法を探している。
CV. 高田憂希
見た目は少女のようだが、実は200年以上生きる妖狐。迅火とは逆に人間好きであり、世の中の悪事を正すために「世直し姉弟」として旅をしている。姉御肌だが、幼く可愛いらしい一面をみせることも。大根が大好物。
限界を超え逆流した迅火の霊力を得て成長した姿となる。
行方不明の迅火を捜し、手がかりを求めてあっちこっちを旅している。
CV. 木村良平
武者修行の旅をしている武芸者。農民の出で、幼少期に虐げられた過去から、強く、偉くなりたいと願う。旅の途中、迅火とたまに出会い、闇(かたわら)の存在や迅火の戦いを目の当たりにして、自分が強くなるために彼らと共に旅をすることを決意する。
記憶を失った千夜と、強くなるため弟子入りを願う月湖を見守りながら、
千本妖狐となった迅火に会う為に旅を続ける。年中酒浸りで二日酔いが常。
CV. 黒沢ともよ
迅火、たま、真介に助けられ、一緒に旅をすることになった赤毛の少女。天真爛漫で素朴な性格だが、幼いころから人間離れした霊力を持ち合わせており、悲しい過去を持っている。実は闇(かたわら)と人間を融合する実験体「霊力強化改造人間」である。
CV. 七海ひろき
第二部「千魔混沌編」の主人公。
感情を表に出さない謎多き男の子。断怪衆四獣将筆頭で「龍」として恐れられている神雲を父に持つ。実は、父よりも秘めた力を持つとされる。
CV. 内田真礼
第二部「千魔混沌編」の主人公。
第二部「千魔混沌編」より登場。
村一番チャンバラが強い女の子。千夜を助けたことで二人は友達になる。突如、村を襲ってきた狂神(くるいがみ)との戦いがきっかけで、弱い自分を変えたいと真介に弟子入りを申し出て、強引についてくることに…。
CV. 豊崎愛生
千夜と月湖と共に旅する、記憶をなくした闇(かたわら)。語尾に「なう」を付けて喋るため月湖が名付けた。水を大量に得ることにより霊力が上がり、霊獣のような見た目に変化する。
CV. 松岡禎丞
千夜の力を狙う、闇(かたわら)の頂点に立つ黒龍の少年。
月湖の器量を見抜き、彼女を連れ去ろうとする。
CV. 羽多野渉
テルさんこと室町幕府第十三代将軍・足利義輝。
常識にとらわれない人物で、剣聖と呼ばれるほどの剣の達人。
CV. 伊藤静
京の大土地神であり、義輝の友。
狂い神と化した分霊(わけみ)を千夜に救われた。
CV. 津田健次郎
断怪衆僧正にして霊力強化改造人間の開発者。霊術だけでなく呪具の開発も行っているらしい。迅火の師・黒月斎とは知り合いらしいのだが…。
CV. 東地宏樹
闇を斬って、その肉を好事家に売ることで生活している闇喰い人。元々は霊力が強い家系で、風を操る魔剣・荒吹を使う。だが、霊力よりも剣術に優れており、一時は迅火を圧倒した。断怪衆四獣衆の氷岩は、実の妹の氷乃である。
CV. 乃村健次
断怪衆四獣将の筆頭。「龍」と融合した霊力強化改造人間で銀髪の大男。迅火の数十倍の霊力を持つらしい。迅火たちは「龍」と呼び恐れている…。
CV. 稲田徹
断怪衆四獣将の一人にして、武の道を極める者。神雲とは同郷の喧嘩仲間で、神雲を倒すのは自分だと言い張っている。闇の猩々とも酒を飲み交わすほど、豪放磊落で偏見のない人間。
CV. 宮城一貴
断怪衆四獣将の一人で、危険な性格の持ち主。体のほとんどが呪符で形作られており、多量な西洋剣や呪具を蓄えた万方袋(ばんほうたい)を持ち歩く。迅火たちには理解できない西洋語をよく使う。
CV. 高垣彩陽
正式な名前はオオヤマミツチヒメ。水と樹と土の精霊で、神々しい霊気を放つ。
山神の末席である「泰山」を断怪衆から解放すべく、迅火たちに近づく。
CV. 鈴木愛奈
山の神の巫女。赤ん坊の頃に捨てられていたところを山の神に拾われた。
遠くに離れた人や闇を術者の目の前に瞬時に呼び寄せる霊術“魂(まぶい)寄せ”を使う。
CV. ゆかな
闇の中でも名の知れた大妖狐で、山の神には断怪衆三大戦力の一人と評される。過去、断怪衆討伐隊に参加していた野禅に一目惚れして以来共に暮らしている。実はたまの母親。